焙煎・抽出

サイフォン

Siphon (Vacuum Pot)

上下ふたつのガラス容器を使い、蒸気の圧力と減圧で湯を上下させて抽出する器具。

下の容器の水を温めると、その圧力で湯が上の容器へ昇り、粉と湯が触れ合って成分が溶け出します。火から外すと下の容器が冷えて圧力が下がり、コーヒーがフィルターを通って下へ引き戻されます。粉を湯に浸す点ではフレンチプレスに、フィルターでこす点ではハンドドリップに近い器具です。

1830年代のヨーロッパで生まれ、1841年にはフランス・リヨンのヴァシュー夫人がふたつのガラス球を枠で支える形の特許を取得しました。日本では1948年にハリオが家庭用品として発売し、のちにアルコールランプ式と布フィルターの組み合わせが登場しています。

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